ニューノーマル時代に寄り添うジュエリーコーディネート – Daily Jewelry
コロナ禍により続くニューノーマルな生活。価値観はもちろん、働き方、生活リズム、更に毎日の装いも変化しています。イベントなどの自粛で、出番が少なくなりがちなジュエリーは、実はスタイリング次第で日常使いも楽しめるアイテム。今回は、特別な日に選んでいたジュエリーを、デイリーなスタイリングに取り入れるためのコーディネートを紹介。気分が高まるジュエリーで、春からの装いをフレッシュアップして!
Style01. 抜け感を意識したレイヤードネックレス
NEXTトレンドと言われている「ネックレスのレイヤード」。ボリュームがでる分、特別な日のためのジュエリー使いと思われがちですが、チョイスするデザイン次第で夏らしいラフなスタイリングを品よくクラスアップさせる要素にも。キーワードは“繊細なものをカラーリンクさせてつける”こと。
カラーストーンとダイヤモンドのネックレスをレイヤードし、フォーマル感が高まる分、コーディネートはリラックス感のあるCOZYなスタイリングで抜け感を。ラピスラズリとサンダルのブルーをカラーリンクさせ、全体に統一感をだすことも忘れずに。服ではなく、ボリュームの少ない小物とジュエリーをリンクさせることでこなれ感がでて、ジュエリーの存在も引き立ちます。
ボリュームがですぎないように、華奢なモチーフ、繊細なチェーンのレングス違いのレイヤードに。縦のラインが強調されすっきりとした印象にも一役。今回は、爽やかなブルーが夏らしくヒーリング効果も高いラピスラズリのラブルネックレスと一粒ダイヤモンドを。ラピスラズリのネックレスはダブルチャームなので、これ1つでも多連でレイヤードしている雰囲気が楽しめるデザインです。カラーストーンの魅力を引き立てるため、ピアスもお揃いのデザインを。更にデザイン性のあるイヤカフをプラスすれば、今年らしいムードも堪能できます。
<掲載アイテムはこちら>
>>2wayネックレス(K18YG×ラピスラズリ×オレンジサファイア×DI)
>>ダイヤモンドネックレス(K18YG×DI)
>>ピアス(K18YG×ラピスラズリ×オレンジサファイア)
>>イヤカフ(K10YG)
Style02. カジュアルダウンに一役。リングレイヤード
最近出番の少ない特別なファッションも、ジュエリー次第でデイリーにも活躍! ネックレスは潔くオフし、リングのボリューミィなレイヤードでカジュアルダウンが叶います。まずは、お気に入りのひとクセリングを主役にすることを意識。自由な発想でレイヤードすることで、大好きなお出かけ服も気負わず楽しめます♪
<掲載アイテムはこちら>
>>パールリング(K18YG×淡水パール)
>>フェザーリング(K18YG)
>>ハーフエタニティリング(Pt×DI)
>>ピンキーリング(K10YG×DI)
>>ピアス(K18YG×DI)
>>イヤカフ(Pt×DI)
Style03. 気負わず楽しむフルアイテム
身に着けるだけで「気持ちを豊かにしてくれる」それがジュエリーの魅力。気分が上がるから、ネックレス、ピアス、リング、ブレス、どれも捨てがたく、でもキラキラしすぎてしまうのも悩み。そんな人に提案したいのは、フルアイテムつける時のこなれ法。大ぶりなものを避けて、シルエットをコンパクトにまとめるのが秘訣です。
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>>ピアス(Pt×モルガナイト×DI)
>>キャトルネックレス(Pt×DI)
>>ダイヤモンドリュールネックレス(Pt×DI)
>>時計(ステンレス×DI)
>>リング(Pt×DI)
Style04. フォーマルアイテムを日常に
虹色に輝くプレイカラーが女性らしい魅力に溢れるエレガントなパールネックレス。フォーマルな印象が強く、イベント自粛のコロナ禍ではクローゼットで眠ってしまっているという人も多いのでは。確かにドレスアップできるアイテムですが、汎用性の高さも抜群! 「チラ見せ」「脇役」を意識してスタイリングすれば、気負わないカジュアルな装いに、品のよさを高めてくれる、オールマイティなアイテムに。
パールを日常使いする上で大事なのは、服はフォーマルでフェミニンなパールのイメージと相反するコーディネートにすること。ジャケット×フォトTなどのハンサムでリラックス感のあるスタイルがイチオシです。パールネックレスはあくまで脇役に徹したいので、あえてジャケットの外側ではなく内側に隠れるようにつけ、片面だけをチラ見せ。着こなしのディテールを工夫するだけでぐっと洗練されます!
今回使用したパールのネックレスは80cmのロング丈。ショート丈よりもきちんと感が高く、カジュアルなコーディネートに投入すれば大人の落ち着いた雰囲気が纏えます。パールネックレスとジャケットスタイルでフォーマルとカジュアルのバランスがとれているので、他のジュエリーはイヤカフでツヤを足す程度に。きちんと感はこれ以上必要ないので、大ぶりでユニークなフォルムのものを選びます。両耳ではなく、シングルのイヤカフやピアスの方が外しが効き、パールの重厚感をあか抜けさせる効果が期待できます。
Style05. 今日のテーマを決める
リモートワークが増え、行動範囲が狭くなりがちな今、ルーティンになりがちな毎日のコーディネート。そんな時はその日のテーマを決めてジュエリーをセレクトするだけで、特別感が出て気分もぐっと上がるもの。例えばテーマを“馬蹄”にしたら、カラーや印象を統一して、服もスタイリング。ディテールを統一することで、オシャレの完成度が格段に上がります。
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>>ダイヤモンドネックレス<上>(K18YG×DI)
>>ダイヤモンドネックレス<下>(K18YG×DI)
>>ピアス(K18YG×スモーキークォーツ×シェル×DI)
>>リング(K10YG)
Style06. 服を引き立てるシンプルさ
コーディネートの主役はファッション! トレンドをとことん楽しみたいなら、ジュエリーアイテムは少な目に、上質なものを選んで。どのパーツかにポイントを絞り、フレキシブルに艶やかに動くジュエリーで品を足すことで、大人のためのさじ加減のいい今どきコーディネートが仕上がります。
Style07. 時計をバングル代わりに
コーディネートが軽やかになる夏は、手元にポイントをおいたジュエリー使いが着映え感を左右するもの。ニューワンを買い足さなくても、いつもの時計をバングル代わりにアレンジすれば、フレッシュな装いを楽しめるはず。まずは、長く続くテレワークで忘れていた腕時計を復活させて、手元のオシャレを託してみて!
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>>時計(ステンレス×牛革×ピンクトルマリン)
>>ブレスレット(K10YG×ブラックカルセドニー×スモーキークォーツ×クォーツ×DI)
>>ピアス(SV925(イエローゴールドメッキ)×セルロースアセテート)
>>ゴールドリング(K18YG)
>>ウェーブリング(K18YG×DI)
STAFF
Photo: Yuki Endo(MOUSTACHE)
Styling: Yoko Tabuse
Hair & Make-up: KIKKU
Model: Saya Makino
Text: Ayako Ajisawa
Edit: Madoka Takano(FMJ STUDIO)
Creative Direction: Yuki Sugawara (FMJ STUDIO)