普段、服との相性ばかり考えてジュエリーを選んでいませんか? 実は、顔の印象を8割決めるといわれている
ヘアやメークとの相性も、重要なんです。前髪のないオールバックヘアは顔回りが寂しくなりがちだから・・・、
ボーイッシュなショートヘアは強い印象になりやすいから・・・など、そのヘアごとのお悩みも解決しつつ、
華やげてくれる頼もしい存在であるジュエリー。
ヴァンドーム青山デザイナーチーム監修のヘアスタイル別、似合うジュエリーをご紹介します。
ヘアのボリュームに
負けないロングピアスで
女らしさを、ほんのり
外国人風のナチュラルウェーブは、ヘアだけでも存在感が。ヘアの印象に負けないジュエリーで、女らしさを盛り上げるのが正解です。相性がいいのは、ロングピアス。ロングなら髪に隠れてしまう心配もありません。華やかなシーンにお出かけするなら、ダイヤモンドのグラデーションが印象的な「ダイヤモンドリュール」のネックレスもプラス。ナチュラルな雰囲気にマッチするイエローゴールドがおすすめです。メークは、つや肌を意識してナチュラルに引き算。
知的なムードを盛り上げる
ブルーのカラーストーン
顔がすっきりと出て、アクティブな印象のひとつ結びオールバック。すっきり耳が見えるヘアスタイルなので、デザインやカラーにアクセントのあるピアスかイヤリングを着けましょう。今回はクールで知的なブルー系のカラーストーンをチョイス。更に、太眉、赤リップを効かせて、いい女風に仕上げます。ピアスを印象づけるために、あえてネックレスは選ばず、手首にバングルを。大ぶりでシャープなものをチョイスすればこなれ感も演出できます。
ボーイッシュなショートには、
優しい甘さを足して甘辛バランスを
柔らかなウェーブといえど、ボーイッシュに傾きがちなショートヘアは、カラーレスなペールトーンのメークと、「ダイヤモンドカローラ」でほんのり甘さをプラス。耳元のおしゃれが楽しめるのがショートヘアの醍醐味。品の良さが際立つパールの一粒ピアスを。思い切って大きな珠を選ぶことがバランスアップのポイントです。更に地金タイプのピンキーリングで手元を甘く味つけしても今っぽくまとまるのは、カジュアルなショートヘアだからこそ。
ヘアメークとジュエリーの
テンションを合わせて、
こなれた可愛らしさを
女子の王道スタイルともいえる前髪ありのストレートセミロングは、ジュエリーも同じテンションで、とことん女らしく。可愛らしさを演出してくれる華奢なローズモチーフネックレス、男子ウケのいい揺れるピアスは、ピンクゴールドを選べば、統一感がでて、アンニュイでロマンティックなムードがアップします。大ぶりでジュエリーの存在感を強調するのではなく、華奢なデザインで控えめに華やげるのが正解です。メークもジュエリーと色味を揃えてピンク系に。青味ピンクを選べば、今年らしさもプラスできます。
ヘアメークのレトロな印象を、
華奢ジュエリーのレイヤードで
今っぽく更新
重めバングスのミディアムヘアは、トレンドのレトロな雰囲気が楽しめるヘアスタイル。メークも赤系のアイシャドウなど、レトロを意識してプレイフルに。同じく柔らかいウェーブヘアと相性のいい、華奢ネックレスを印象的にレイヤードすれば、レトロな中にも程よい今っぽさが生まれます。ブレスレットをつけるなら、ヘアが重めな分、軽やかで繊細なものが◎。ヘアメークとのバランスを楽しむことも、ジュエリーを選ぶ上での醍醐味です。
パール&ダイヤモンドで、
あくまでも知的に大人っぽく
キリっと強めのアイラインが似合うハンサムなワンレンストレートボブは、レングスより少し長い揺れるピアスを選んでみて。毛先からのぞくピアスが視線を独り占め!?するはず。凛としたジュエリーが似合うから例えばパール&ダイヤモンドをセレクト。あくまでもハンサムイメージは崩したくないから、ネックレスはシャープなストレートタイプを。首がすらっと見えるとバランスのいいヘアなので、チョーカー風につけるのがおすすめです。仕上げにピンキーリングで感度の高さを印象づけて。
多少異なります。ご了承ください。
STAFF
Illustration: Kotoka Izumi
Photo: Hiroshi Igarashi
Text: Ayako Ajisawa
Edit: Madoka Takano(FMJ STUDIO)
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