これからの季節に選びたい、軽やかなホワイトジュエリー

2025 Spring & Summerのシーズンテーマは〝不思議な植物園〟。美しい螺旋を描くつるや、魅惑的な色彩・フォルムなど、ミステリアスな植物の世界にインスパイアされたジュエリーが多くラインナップ。その中から今回ピックアップするのは、これからのシーズンにぴったりなホワイトジュエリー。夏の装いを軽やかに仕上げてくれる注目のコレクションをご紹介します。
『菌糸』のマジカルな世界観をシルバーベースの
ハート型ジュエリーに昇華

キノコなどの菌類の繊維状の構造『菌糸』をモチーフにしたコレクション。菌糸のユニークさ、色のない世界観、想像を超えた理由がある形の美しさをジュエリーに落とし込み、ハートのフォルムで表現。シルバーをメインに、アクセントとしてイエローゴールドを使用しています。
1.ハートのフォルムがトップになった70cmのロングネックレス。表は、波打つようなニュアンスのある表情、裏は艶やかに磨かれた光沢を生かしたシンプルな仕上げで、リバーシブルで楽しむことも。ネックレス(SV×K10YG)
2.表面をぎざぎざさせたハートのフォルムが連なり、しなやかに手首に沿うブレスレット。中央の5個のみイエローゴールドの金具で連結するなど、細やかなこだわりが光るデザイン。ブレスレット(SV×K10YG)
3.小さなフープに、ぎざぎざのハートとプレーンなハートが交互に縦に連なるピアス。K10イエローゴールドとシルバーのコンビネーションで、カジュアルながらスタイリッシュな仕上がり。ピアス(SV×K10YG)
プラチナだけが持つピュアな魅力を
最大限に味わえるコレクション

ホワイトゴールドやシルバーとも違うプラチナの白さ、奥深い輝き、艶やかさ。ダイヤモンドなどの煌めきをプラスしないからこそ、そんなプラチナの美しさを存分に楽しめる地金タイプのコレクション。有機的な曲線のつるをモチーフにしたアーティスティックな立体感がモダンな印象を与えるファインジュエリー。デイリーにも取り入れやすく、新しいプラチナの楽しみ方を発見できるはず。
1.有機的な曲線が美しく、手元に程よいインパクトとプラチナのエレガントな輝きをプラス。ボリューム感がありながら着け心地は軽やかで、指を長くほっそりと演出。リング(Pt)
2.植物のつると、そこから滴る雫がデザインソースのピアス。プラチナの白い光沢と動くたびにゆらゆらと揺れる雫の優美なシルエットが表情を印象的に、華やかに彩ります。ピアス(Pt)
3.螺旋状に伸びる植物のつるをイメージした2wayネックレス。螺旋の中に包み込まれたスライドパーツでY字の長さを変えて、スタイリングに合わせた雰囲気で着用いただけます。 2wayネックレス(Pt)
もっと自由に気軽に楽しみたい!
最旬のプラチナジュエリー

〝自分らしい生き方を見つめる女性たちのエンパワメントを後押しする〟というプロジェクトから生まれた「プラチナ・ウーマン」コレクションの新作。ブライダルジュエリーのイメージを持たれがちだったプラチナを、カジュアルにも楽しめるファインジュエリーとして表現。装いやシーンを選ばず、どんなスタイルにも合わせやすい万能さがうれしいプラチナジュエリーです。
1.植物のつるから滴る雫がモチーフのネックレス。プラチナとダイヤモンドで象られた2つの雫が胸元で揺れ、それぞれに異なる白い輝きを放ちます。ネックレス(Pt×DI)
2.繊細な輝きのダイヤモンドの下でプラチナの雫が揺らめくシンプルなピアス。コーディネートしやすく、毎日選びたくなるエフォートレスなデザイン。ピアス(Pt×DI)
レーシーな透け感が気分
リッチで華やかなデザインリング

ホワイトジュエリーとして外せないのがプラチナ×ダイヤモンドのジュエリー。今回は、程よいボリューム感が楽しめながら、繊細で涼しげな魅力も併せ持つ、レーシーなデザインリングを厳選してピックアップ。単品使いはもちろん、スタッキングやコーディネートもしやすい人気のリング。ぜひこの夏の手元に新鮮な表情をプラスしてみて!
1.透かし模様の美しいレースにダイヤモンドが上品に輝くデザイン。レースの隙間から肌が透けることで、細工と愛らしさを際立たせるのはもちろん、圧迫感なく軽やかに着けられます。リング(Pt×DI)
2.ダイヤモンドが配された2本のラインの中央に、サークル状の台座にセッティングされたダイヤモンドが整然と並ぶデザイン。凛としたプラチナの輝きとダイヤモンドの粒感が生かされています。リング(Pt×DI)
3.穏やかな海辺で煌めくさざ波をイメージ。上質な白さを放つプラチナに、合計10石のダイヤモンドがリズミカルに並び、手元に華やかな表情をプラスします。リング(Pt×DI)
4.ウェディングドレスを美しく彩るレースを表現したコレクション。編み込むように描かれた柔らかな曲線のラインと透かし模様がフェミニンな印象です。リング(Pt×DI)
5.ヨーロッパの古い建物からインスパイアされたリング。クラシカルな雰囲気とモダンなデザインという対極の魅力を併せ持つ魅惑的な佇まい。繊細な煌めきが手元を包み込みます。リング(Pt×DI)
STAFF
jewelry close up photo: TOMOHIRO KUSAMA(TENT)
text: TAMAMI NUMATA
direction: KNAX