今回のゲストは、来春公開予定の映画『ゴーストキラー』に出演する俳優・黒羽麻璃央さん。忙しく過ごす日々の中、休日の過ごし方はお決まりのパターンがあるのだとか。多忙な日々をおくる黒羽さんにとっての最高の休日とは? 気になるプライベートや、映画の制作秘話を直撃インタビュー。
――黒羽さんの休日の過ごし方は?
「最近は朝早めに起きて、家の近所をぷらっと出歩いたりすることが多いですね。自転車に乗って出かけて、カフェでモーニングとか。朝活を楽しんでいます。あとはサウナですね。最近はサウナに行きたいではなく、行かなきゃになっていて。週に2~3回は必ず行きます。実は、サウナ愛好家なんですよ」
——無類のサウナ好きですね。サ活のために遠出することも?
「少し前になりますが、俳優の戸塚純貴くんと一緒に、埼玉にある有名なサウナに行ってきました。そこはブロワーを使って至近距離から熱風を当ててくれるんですが、火傷するんじゃないかと思うぐらい熱かったな(笑)。あれは、すごい経験でした!」
——この秋冬の休日にやりたいことはありますか?
「近日中にキャンプデビューする予定です。ずっとやりたいと思っていたので。半年ぐらいかけてテントや調理グッズなど、キャンプ道具を買い揃えました。キャンプで自分のサバイバル能力を上げたいと思っているんです。自分たちの親や祖父母って、知識が豊富で、生活力が高いじゃないですか。今はなんでも簡単にできてしまう便利な世の中ですが、その分、自分自身は退化している感じがして。だから、キャンプではいろんなことに挑戦して、技術を身につけて、出来ることを増やしたいんです」
——今年7~9月に放送された主演ドラマ『焼いてるふたり ~交際0日 結婚から恋をはじめよう~』でも、BBQやキャンプが趣味の料理男子を演じられていましたね。
「キャンプへの関心が高まっていたタイミングでドラマのお話をいただいたので、よりキャンプ熱が高まりました。早く購入した調理グッズ(バーナー)を使って、魚や肉を炙ってみたいです!」
——黒羽さんは、プライベートでもジュエリーを身に着けるほうですか?
「時計をつけることが多いです。あとは、たまにブレスレットとか。上質なジュエリーを身に着けると、自分のランクが1個上がったような気分になりますね。ポケモンやドラクエみたいに武器を装備して、レベルが上がったようなイメージです(笑)。今回つけさせていただいたゴールドのネックレスは、お気に入りの1本です。ゴールドだけど、オラついてる感じがない。今までなかなか自分に合うゴールドのジュエリーを見つけられなかったのですが、ついに出会ってしまいましたね。繊細なデザインなので、女性とお揃いでつけてもいいなって」
——自分へのご褒美に、ジュエリーを買った経験はありますか?
「20代頑張った記念に、時計を買いました。この先も、30代、40代、50代……と時計を1本ずつ買っていこうかなと思っているんです。それをおじいちゃんになって見返したら、感慨深いだろうなって。思い出込みのほうが大事に扱うでしょうし、ずっと長く使える“いいもの”を揃えていきたいです。もう少し短いスパンでご褒美や記念として買うなら、今回身につけたゴールドのジュエリーもいいなって思いました」
——園村健介氏がメガホンをとった来春公開予定の映画『ゴーストキラー』では本格アクションに挑戦されていますよね。本作はアメリカとの共同制作映画であり、究極のアクション・エンターテインメントを世界に発信する作品だと思いますが、そのような映画に携わられたことに関してどう感じていますか?
「もちろん嬉しいですし、光栄な思いです。出来上がった作品を見ると、制作陣の強い思いも感じますし、公開されて、お客さんの反応などを見たらより感じるのかなと思います。僕が演じた影原というキャラクターもやりがいを感じる役柄でしたし、達成感がありました。葛藤を抱えていて、素直になれず、最初はイヤな奴に見えると思うのですが、実は可愛らしい部分もある。そのギャップを大事に、内面に抱えているものを徐々に出していけたらいいなと思いながら演じていました」
——アクションの稽古はいかがでしたか?
「作品で刀を持つことは非常に多かったんですけれども、今作のような素手のアクションはほぼ初心者。不安もありましたが、年々“初めまして”みたいなことが減っていく中で、新しいことに挑戦できることは貴重なので、とても嬉しかったです。裏話ですが、アクションの稽古を始めたのは撮影に入る5日前。本当はもっと早く稽古に入りたかったのですが、同時期に舞台の上演中だったこともあり、本番中にアクションの稽古をするのは危ないということで、舞台が終了してから始めました。限られた時間だったので、しっかり集中して一つ一つの動きを確認して行いました」
——そんな短期間であのアクションを習得していたなんて驚きです。
「皆さんに助けてもらい、形になったのかなと思います。工藤役の三元雅芸さんとのアクションは組手に近くて、技の掛け合いが大変でしたが、三元さんはアクションのスペシャリストなのでいろいろ教えてもらい必死に食らいついていきました。主演の髙石あかりさんもすごいんですよ。完成した映画を観て、改めて二人のアクションに圧倒されて。自分が出ている映画なのですが、純粋に感動しました」
——今後、挑戦してみたい作品、役柄は?
「出身地の仙台や宮城など、東北が舞台の作品だったり、地元にまつわる作品に出演してみたいという思いがずっとあります。『東北楽天ゴールデンイーグルス』ができるまでとか。あとは、実在した人物をモデルにした役や東北の偉人など、そういうキャラクターは演じてみたいです。今後も経験したことのないような作品、役柄に挑戦していきたいです」